獣医学生とおべんきょ♡④ ~~秒のクラス替え??クラススイッチとは?~~
はい、こんちはー
ひろでーす
前回の記事はこちら↓
獣医学生とおべんきょ♡シリーズ第4弾ですね
前回はT細胞の遺伝子再編成についてお話しましたね
今回は、クラススイッチという仕組みについてお話ししていこうと思います
ちなみにテスト1週間前です
僕のアタマもだいぶ仕上がってきました 笑
じゃあ、イキましょう!!
前回はT細胞のお話でしたが、今回はB細胞のお話です
B細胞の主な役割は、バイ菌(抗原)を認識して、そのバイ菌専用の抗体をつくることです
抗体には抗原をたおす力があります
こいつがその抗体です
なんかミッキーの顔みたいになってますね 笑
普段はB細胞の表面にいて、抗原を認識しています
そして、自分の担当の抗原がきたら(抗原特異性)、興奮した(活性化した)B細胞から抗体は巣立っていきます
そして、抗体が抗原をたおすという仕組みです
上のイラストの可変部というところで、抗原特異性(様々な抗原の中から1つだけ自分と合う)を生み出します
これによって、様々な抗原に対応することができます
また、定常部では、抗体の種類を決めています
抗体は、特徴によって5つのクラス(種類)に分類されており、それぞれに違った役割があります
①IgG→獲得免疫において病原体をたおす
②IgM→一次免疫応答(抗体が入ってきてすぐの反応)で産生される抗体
③IgE→寄生虫Fu○k!!(倒す)
④IgA→初乳中にいっぱい♡
⑤IgD→役割はいまだ謎
研究者の人がんばって 笑
こんな感じで5つのクラスが存在します
種類がいっぱいあるのは良いですが、このままじゃ不便な時があります
たとえば、抗原を認識してIgMが出動したとします
しかし、抗原を仕留めることができませんでした
そんなとき、次は二次免疫応答(獲得免疫)での主役、IgGの出番ですが、また抗原を認識するところから始めないといけません
そんな時間がかかってたら、抗原が暴れ放題です
そんなときに使われるのが、クラススイッチという仕組みです
抗原を認識している可変領域は変えずに、クラスの性格である定常領域だけ変えます
つまり、どいつが悪い奴かわかったまま、よりそいつをたおせるバージョンに変わることができます
こうなったら抗原もお手上げですね 笑
今回はクラススイッチという仕組みについてお話しました
俺の説明でわかったかな?笑
もうすぐテストなんで、ラストスパート頑張りますね!
それじゃ